ネクタイ業界受難の歴史(クールビズ)

「ネクタイ業界受難の歴史」と題する記事が日経新聞に載った。 ネクタイの起源から明治以降のネクタイの簡単な歴史が書いてある。 ネクタイに関して昔から感心していたのはその生命力の強さである。装飾以外ほとんど機能がないと思われるのに、ビジネスシー…

聖人の数

産経新聞の「イタリア便り」というコラムにカトリック教会の聖人についての記述があった。 それによると『聖人になるのは並大抵ではない。(中略)1588に法王シスト五世が聖人選出に厳しい規則を作り(中略)それ以降、前法王ヨハネ・パウロ二世が法王座に就…

「性的盗撮禁止」法案提出で合意

自民党と公明党が表記の法律を国会提出することで合意したという。法案の内容は 「正当な理由がないのに①住居、浴場、更衣室、トイレなどで服を脱いだ姿を撮影する②衣服の下の身体や下着姿を撮影しその人の性的羞恥心を害する」事を禁止するものらしい。 ま…

売れ行き好調、電子辞書 コンテンツ90種搭載も

電子手帳が売れているらしい。僕も百科事典の入っている売価3万円の商品を購入した。便利で手放せない。 昨今の製品は単に辞書の種類の多さだけではなく、機能も充実し、生年月日や勤務年数を入力すると受け取れる年金額がわかったり、住宅ローンの支払いパ…

陸上短距離のフライング

陸上の短距離種目で「一回のフライングで即座に失格」とルールが変更になるらしい。 従来は「一人二回で失格」だったものが「一回目のフライングが誰であれ、二回目にフライングしたらその人は失格」という現行ルールに変わったのはつい2年前だそうだ。 進行…

会社への忠誠心、日本が世界最低

アメリカの世論調査会社が世界各国の会社への帰属意識や仕事への熱意を調べたところ日本が最低となったそうだ。 かつてはエコノミックアニマルと呼ばれ、滅私奉公を是とした日本のサラリーマンはどこへ行ったのか? 調査によれば日本において仕事への忠誠心…

アメリカは自由国家ではないのか?

今日の日経新聞夕刊の社会面に「元チェス王者に市民権付与 アイスランド」という小さな記事があった。アイスランドが元チェス世界王者のボビー・フィッシャー氏(米国人)に市民権を付与する決議をした、というのである。ちなみにフィッシャー氏は日本の入管…

堤王国の崩壊

「○○商会は会社の名前になっているけれども、その実、これは全く△△家の事業であって、会社の事はすべて社長である自分が決めるし、会社の利益はすべて社長のものだ」 上記は堤氏が言ったことではない。○○は「三菱」、△△は「岩崎」であって、岩崎弥太郎が言っ…

「何事だ」とは何事だ!

パトカー窃盗未遂事件を首相が問題視 「何事だ」 (asahi.com) 東京都港区台場で19日午前、単独事故を起こした男性(26)が駆けつけた警察官らに襲いかかり、パトカーを奪おうとした窃盗未遂事件があった。民放テレビで事件を知った小泉首相は22日の閣…

良いニュースは匿名?

産経新聞の社会面に次ぎのようなニュースがあった。 - 「ナイスプレー、119番。声が出せない急患。機転利かせてセーフ。『受話器たたいて答えて』」 - 上記の見出しで事件の凡そは分かっていただけるであろうが、都内某所で脳梗塞に倒れた男性が119番を呼…

電波の私物化

NHKがラグビー日本選手権準々決勝の試合の生放送を中止する、という新聞記事が朝刊に載った。 NHKの言い分は競技場内の広告位置や業種について事前にラグビー協会から報告がなかった、というものだが対朝日新聞のしこりが原因していることは明らかだっ…

きょう初の選挙

(産経新聞の記事) 北朝鮮でもイラクでもない。サウジアラビアでの話である。副題には「サウジ民主化 試金石」とあった。さらに「女性投票権なし」とも。 世界の警察を自認するアメリカがイラクに攻め込んだのは、その地に民主主義を定着するためだったはず…

ヤミ金融事件 追徴・没収認めず

最近変な判決が多いが、これも変だなあと思わずにはおれなかったもの。 犯罪収益等の隠匿の罪に問われたヤミ金融「OKグループ」の元社長への判決。裁判長は懲役五年と罰金五百万円を言い渡し、検察が求めた追徴金二十九億九千万円と没収9,586万円は認めなか…

市町村合併の手順前後

新「狭山市」白紙。 「彩野市」も (産経新聞)−−−−−−− 「彩野市」の合併反対は名前の反発が強かったからだ、との解説付きだった。 実は私の住む埼玉県幸手市も久喜市・鷲宮町との合併が白紙になった。幸手・鷲宮は賛成が上回ったが久喜市の反対が多かったた…

ストックオプションが費用?!

先日ストックオプションによる利益が給与所得に当る、との判決が出た。大変おかしな話だと思った。そして今日「フジサンケイ・ビジネスアイ」にとんでもない記事を発見した。 その判決に関係する会社側のデメリットとして以下のようなことが起こるというのだ…

定年後も働きたい?日本人

『「60代も現役希望」は日本だけ 15カ国地域調査』 という記事をasahi.comで見た。 フランスの大手生命保険グループが米国英国シンガポールなど15カ国のそれぞれ300人を対象に調査したらしい。「何歳でリタイアしたいか」の問いに日本は平均61歳…

駅の改造と小泉改革

新宿駅南口コンコースでは今朝駅員の「長い間ご迷惑をおかけしました。おかげでエレベーターが完成しました。」との声が響いていた。 1番線2番線の埼京線から南口出口に向かう通路はいつも人で混雑している。特に通勤時間帯は牛歩でなければ歩けない状態だ…

数字の誤差と民族性

アメリカ大統領選挙 フロリダで大接戦だった前回(2000年の選挙で)は、投票率に関する報道を発見する事が出来なかった。今回はアサヒ・コムで下記の記事を見つけた。 『投票率も68年以降では最高の60%前後が見込まれているという。』(全米で) 『なかで…

アサヒ・ネットのニュースであれっ!?と思った記事二つ

一つは『国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で』 いや、国旗・国歌の問題ではなくて次ぎの表現に「あれっ!?」と思ったのだ。 『 天皇陛下は28日の園遊会の席上、東京都教育委員を務める棋士の米長邦雄さん(61)から「日本中の学校…

信じなければ救われない。

信じるものは救われる、と聖書は言う。だが個人的な経験から言うと、信じても救われなかった例は沢山ある。信じ方が足りないからか、心の底から信じていないから、かも知れない。 しかしこれだけ確かな事、それは『信じなければ決して救われる事はない。』そ…

オーナーの辞任

明治大学の一場選手にお金を渡した、ということで横浜と阪神のオーナーが辞任した。 あれっ?オーナーって辞任できるの?オーナーとは直訳すれば所有者だよね。所有者が所有者であることを辞める時ってのは「辞任」というより「放棄」というべきではないか。…

台風。JRのCS意識

台風23号が去っていった。平成に入って最大の被害を残して。 幸い関東地方の被害は少なかったが、昭和8年のカスリン台風の時は栗橋町で利根川の堤防が決壊し、我が幸手の町も水没したそうだ。西日本の被害が他人事には思えない。 それにしても、舞鶴でバスの…

殺人と放火

超大型台風の23号が近づいている。今夜のニュースはそれで持ちきり。 そんな中、我が家の近く埼玉県加須市での放火殺人のニュースがテレビで流れた。 ある男がアパートに放火し、二階に住んでいたある人が亡くなったという事件。 犯人の某は放火の後、消防へ…

人間、幸せになるべきだ

読売新聞朝刊の時代の証言者「水木しげる」の最終回。タイトルが表記のものだった。 以下に主な発言を抜書きする。 「嫌いなことでは怠け者にならないといかん。幸福のために一番大切なことです。新撰組は幸せじゃなかった。自分の幸福は忘れて、後で考えれ…

動物園に見た楽しむ事の本質

今夜のNHKの「クローズアップ現代」は北海道旭川市の旭山動物園を取り上げていた。 動物たちの自然で生き生きした姿を見せる(「行動展示」と呼んでいるらしい)事により、集客の大幅増を達成した、という事だった。 ペンギンは適当な広さの水槽内をもの…

プロ野球根来コミッショナー会見

読売新聞朝刊の一面トップが上記記事だった。さすが読売というべきか。 その中で根来氏の発言が紹介されている。今回の球界全体の混乱を招いた原因は 1)(球界)が理屈で割りきれない社会だった。 2)オリックスとの統合構想が早い段階で漏れてしまった近…

良いニュース

なぜかしらニュースって悪いニュースと相場が決まっている。 どこかの国が戦争を始めた、労使双方が喧嘩を始めた、誰かが殺された、天災で多くの人が亡くなった、などなど。 良いニュース、ああ良かったね、といえるようなニュースがほとんどないのはどうし…

プロ野球スト突入

プロ野球選手団がストを決行し、夜の筑紫哲也の番組には古田が生出演した。 ニュースではファンの「スト支持」の声しか流されなかった。ストに反対するファンがいないとは信じられない。明かにマスコミの意図的選別と思われた。 筑紫哲也は古田に「選手を使…

武装集団と国家

ロシアの北オセチア共和国でチェチェンのゲリラと思われる人々が人質を取って学校に立て篭もった事件でロシア政府は強行解決を図り、数百名の犠牲者が出た。 テレビニュースでは盛んに「武装集団」「武装グループ」という言葉が出た。当然ゲリラ側に対する表…

号外に見る日本人気質

8月15日のオリンピック初日より続いていたメダル獲得のニュースが途絶えた。 毎日新聞のPDF号外(http://www.mainichi.co.jp/info/athens2004/)は今日はサッカー男子準決勝戦の結果を報じていた。 確かに、負けた試合、不愉快なニュースは載せたくはなかろ…