北京で見たもの-2

北京空港におりて、入国手続きをする時最初に目に付いたのが「工作人員通道」というサインである。「工作員」。ありゃあ、流石強権国家、言う事が露骨だなあ、と思ったのはこちらの浅はかさ。サインの横には英語で「staff only」と書いてあった。日本語にすれば「従業員専用通路」か。

その他目に付いたサイン。トイレは「洗手間」「衛生間」「厠所」、バゲージクレームが「行李提取」、高速道路の料金所が「収費站」。

ホテルに入って、説明書の日本語部分がまた傑作だった。面白かったところをそのまま転記する。解釈はご賢察にお任せしよう。
「コンセプト:転換コンセプトが必要である場合、客室部までご連絡下さい。」
「緊急事態が発生する場合、ただちにホテルのオペレーターに電話をお掛け下さい。火災が起きる場合は最寄の非常口から脱出して下さい。」
「ァックス:ビジネスセンターまでご連絡下さい。」
「ウナ:ホテルの2階にあります。」
「24時間ルークサービス」
「国際長距離電話:香港へかける場合 82+00852+香港の番号」
「中華料理店では、お家へ帰ったかのような気持ちが引き起こされます。」これだけは英語の説明を見ずには居れなかった。いわく「Enter this Chinese restaurant and you will feel at home.」