何故か燃えないトリノオリンピック

トリノオリンピックが開幕してテレビのどのチャンネルもオリンピック一色。でも僕は何故かしらけている。
開幕式はいつも見ない。今回もニュースで一部を見ただけだったが、その一部がしらけた。オノ・ヨーコが老醜をさらけ出していたから。白い服はいいが、下着で体を締め付けない方がいい。下着からはみ出た肉体の弛みが目立つ後姿は無残だった。
スノーボードハーフパイプもしらける。数人で争われる決勝は前の選手がどんどん失敗するので後から演技する選手は安全第一でやればいいのではないか。演技の順序があれほど不公平な競技はない。
ペアのフィギュアスケートでは失敗して脚をいため棄権しようとした中国ペアがなんとか滑って銀をとってしまった。確かに試合を諦めなかった精神力は驚嘆に値するし心から賞賛したい。でも、でも。銅メダル以下の選手は怪我をした選手程の演技すら出来なかった、という事かね。あまりに淋しいじゃあないか。
そもそも冬のオリンピックは何故この選手が1番なのか分からない競技が多すぎる。主観的要素が多すぎると言う事だ。その点アルペンの滑降だけが一つの清涼剤だった。