「検査に過失ない」はずがない

姉歯設計事務所の設計図書を審査したのは「イーホームズ」という会社だそうだ。その会社は「審査に過失はない」と言っているとか。本来あるべきはずの「「認定番号」がなかった、などの形式的不備すら見過ごして「過失はない」とはよく言えたものだ。それに柱の太さや鉄筋の本数など、もし報道されているような偽造があれば、一目で「おかしい」と思われるような内容だったに違いない。それを見抜けなかったとすれば、建築に関して素人だった、と自ら認めているようなものだ。
あまり世間を馬鹿にしないほうがいいと思うが。