プロ野球再編における選手とファンの権利と責任

巨人軍の選手が一リーグ制反対の署名運動を東京ドームで行った。いわく「もっとファンの声を聞け」と。
選手やファンは一体どんな権利的裏づけでこのような主張をするのだろう?
最近の球界再編の動きと金融界再編の動きを重ねてみた。
オーナー → お上(国家)
球団代表 → 銀行経営者
選手   → 銀行員
ファン  → 預金者
というような構図になろうか。
球団は市場原理に基づいて経営されている。
選手は統合反対を叫ぶ前に経営を圧迫している自分らの給料の高さを反省すべきではないのか?
ファンは球団存続を望むなら市場でその意思を明かにすべきではないか。つまり観戦チケットの購入や球団グッズの購入などで意思表明を行うべきであって、統合反対を叫ぶだけでは責任を果たしたとは言えまい。